【映 画】


聖フランシスコは映画としても描かれています。最も有名なのは1972年の『ブラザー・サン・シスター・ムーン』(フランコ・ゼフィレッリ監督)ではないでしょうか。フランシスコの回心から教皇への謁見までを描き、フランシスコ会の始まり部分で終わっています。ドノバンの歌が有名になりました。

最近の作品では1989年ミッキー・ロークが主演した『フランチェスコ』(リリアーナ・カヴァーニ監督)があります。こちらの作品は青年期から回心、会則の執筆、聖痕、死までを描いています。

『小さき花』を題材にした1950年の『神の道化師』(ロベルト・ロッセリーニ監督)と言う映画もあります。

また、1962年『剣と十字架』(マイケル・カーティス監督)もフランシスコの生涯を描いた作品になっています。この映画でクララの役をしたドロレス・ハートと言う女優さんは2年後には引退し、修道院に入り本当のシスターになったそうです。